【アメリカ版ジモティー】近所の人に物を寄付したり、譲ってもらったり?Facebookグループ「Buy Nothing(バイ・ナッシング)」を利用しよう!

Buy Nothing(バイ・ナッシング) アメリカ生活
アメリカ在住の私も実際に利用しているFacebookグループ「Buy Nothing(バイ・ナッシング)」は、不要になったものをコミュニティ上に投稿し、ローカルの地域やコミュニティで不要な物をシェアし、無料で提供する、提供を受けることができます。日本でいう「ジモティー」のようなものです。今回は、「Buy Nothing(バイ・ナッシング)」の使い方と、実際の投稿事例をご紹介します。この記事を読んで、ぜひご自身の住んでいる地域の「Buy Nothing」に参加してみてください。
 

Buy Nothing(バイ・ナッシング)って?

Facebookの「Buy Nothing(バイ・ナッシング)」グループは、ローカルの地域やコミュニティで不要な物をシェアし、無料で提供する、提供を受けることができます。
不要な衣類、家庭用品、家具、本、その他の所有物などを無料で提供することができます。他のメンバーはそれらのアイテムに対してコメントやいいねで興味を示し、引き取りや受け渡しまではフェイスブックのMessanger(メッセンジャー)で行います。この取り組みの目標は、寛容心を育み、物の消費を減らし、近隣住民とのつながりを促進するためだそう。

みなさん、自宅の片付け、コミュニティの他のメンバーを助ける手段、親切とシェアを通じて隣人との関係を築く便利な方法として、「Buy Nothing」グループを利用しているんですよ♪

Buy Nothing(バイ・ナッシング)の投稿例

以下は、私が実際に加入しているBuy Nothing(バイ・ナッシング)グループの投稿です。

こちらのご投稿は食べ物です。チーズ、ミルク、子供用のドリンク、きゅうり、などなど様々です。
開封したものもあるものの、ほとんどが未開封。
コメント欄を見るとなんと25件も!多くの人が興味を示していますね♪

こちらは、缶についているタブの部分がジャーにたっぷり入っています。
コメント欄を確認したところ、近所の学生さん達が学校のイベント用に集めているのとこと興味を示していました。
「え?こんなものまでも?」と思いますよね。
そうなんです。大量の段ボールやメイソンジャーなど、受け取る人いる?とちょっぴり驚いてしまうものも投稿されているんですよ。
そのような投稿にも、だいたいコメントが付いており、いろいろな人が興味を示しているわけです。

「○○を探しています」と投稿することも可能

投稿の中には、「○○を探しています。」「○○が欲しいです。」と自分発信でコミュニティの人に聞くことも可能なんです。
上記の投稿には、「ISO: こんにちは!ちょっと難しいお願いなんですが、エルサのドレスを必要としているんです。ハロウィン後に不要になる方はいませんか?サイズは3T以上でお願いします。うちの娘がドレスアップをして喜ぶと思うんです。よろしくお願いします!」と書かれいます。

そして、コメント欄で反応してきたユーザーが「私の娘がもっています。娘が学校から帰ってきたら彼女に念のため必要ではないか確認しますね。」
数時間後「娘があなたにあげる!と言っています」とコメント。
この後、エルサの衣装が欲しかった投稿者は、「あなたにプライベートメッセージをします。」と言って会話は終わっていました。

この後、メッセンジャーでやり取りをして、希望のピックアップ日時や場所などを決めたんだと思います。
他にも、優しいコミュニティのみなさんが譲ってくれたケースもたくさん見てきました♪
費用は一切かからないので、聞くだけ聞いてみる価値もありますよね。

私が投稿した一部のアイテム

こちらが私が投稿した一部ポストです。
3つの大きな袋に入った洋服、パリの壁絵、TVコンソル、バックパックの4点を投稿しました。
投稿直後にコメントがつき、受け渡し先が決まって、次の日には全てお家を去って、新しいオーナーの元へ去っていきました。

また、別の日にはこちらのカーペットも投稿しました。
ゴミに出すのも大変で処分方法に困っていました。
そこでまずはBuy Nothing(バイ・ナッシング)に投稿したところ、こちらもすぐに譲り先が決まって、次の日には受け取り先の人がピックアップしにきました。
けして新しくなく、多少ダメージもありましたが、必要な人にもらってもらえてよかったです♪

Buy Nothing(バイ・ナッシング)への加入方法は?

  1. Facebookを開く:Facebookアカウントにログインするか、まだアカウントを作成していない場合はアカウントを作成。

  2. Buy Nothingグループを検索する:Facebookのページ上部にある検索バーに、「Buy Nothing [あなたの住んでいる地域]」といったフレーズを入力。例えば、バージニア州アレクサンドリアに住んでいる場合、「Buy Nothing Alexandria 」と検索。

  3. 適切なグループを見つける:検索結果から、あなたの地域に対応するBuy Nothingグループを見つける。グループの説明文が地域と一致していることを確認し、公式のBuy Nothingグループであることを確認。

  4. 参加リクエストを送信する:参加したいグループをクリック。グループのメインページには通常、「グループに参加」または同様のボタンが表示される。それをクリックして、グループへの参加リクエストを送信。

  5. 質問に回答する(必要な場合):一部のBuy Nothingグループでは、参加リクエスト時に回答が必要な質問が設定されていることがあります。これらの質問は、あなたの居住地やグループへの参加理由などを尋ねるものです。

  6. 承認を待つ:参加リクエストを送信し、必要な質問に回答した後、通常はグループ管理者の承認を待つ必要があります。承認されると、グループのコンテンツにアクセスし、活動に参加できるようになります。

  7. 参加し、グループのルールに従う:Buy Nothingグループのメンバーになったら、不要な物を提供したり、必要な物をリクエストしたりすることができます。グループのガイドラインやルールに従って利用しましょう。

投稿するまでの流れ

  1.  不要になって、Buy Nothing(バイ・ナッシング)で投稿したいアイテムの写真を撮る
  2. Facebookへ移動して、投稿を作成しポスト
    どんな物なのか、サイズ、ダメージなどがあれば明記、希望のピックアップ日時&場所(必要であれば)などを記載した上で投稿するとよいでしょう。
    また、多くの人からコメントを来ることが予想している場合は、「一番最初にコメントした人に譲ります。」などと書いたり、
    複数のアイテムを投稿している場合は、「全てを同時に持っていってくれる方を優先して譲り先を決めます。」などと書くとスムーズに譲ることができます。
    ※投稿する際には、各Buy Nothing(バイ・ナッシング)コミュニティの利用ルールをしっかり守りましょう。
  3. 興味がある人からの反応を待つ
  4. コメントがついたら、譲り先を決める
  5. メッセンジャーでメッセージを送る
    私の場合は、「こんにちは、Buy Nothingから来ました。コメントありがとうございました。○○を譲りたいと思います。いつピックアップできますか?」と送っています。
    メッセージを経て、ピックアップする日時&場所を決めましょう。
  6. アイテムを渡す
    私の場合は、基本的に自宅に来てもらうようにしていて、尚且つ日中は忙しいので対面ではなく玄関の前に置いています。
    「玄関の前にこんな感じで置いてあるので、都合の良い時にきてくださいね。」とメッセージを送って終了です。

日本でいう、「ジモティー」のような感覚で使えるFacebook(フェイスブック)グループ「Buy Nothing(バイ・ナッシング)」。すでに不要になった物でも、他の人にとっては助かる、そして宝物になることだってあるかもしれません。アメリカ在住者の方はぜひ、ご自身の住んでいる「Buy Nothing(バイ・ナッシング)」コミュニティを探して、利用してみてくださいね♪

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