【K-1ビザ入国後のAOSへ】イスラムの結婚式「ニカ」花嫁の準備日記

アメリカ生活
6月にアメリカでの新しい生活がスタートし、法的な結婚を経て、ついに9月には夫の家族と共にイスラム教の結婚式「ニカ」を迎えました。今回は、その背景とともに、『「ニカ」結婚式準備』の続編として花嫁としての私の準備のご紹介します。ニカに向けた日々の準備から、当日のドレスアップまでのエピソードを、時系列で詳しくお伝えします。
以前公開した、「ニカ」についての総準備や総額などは以下の記事からご覧いただけます。

ドレスとアクセサリーを決める

ドレス

こちらがドレスです。細かく縫ったビーズや刺繍がとってもきれい。

彼からもらった婚約指輪に義母さんからお借りした指輪、バングル、チョーカーなどなど。これでもかというぐらいキラキラにしてもらいました。
中にズボンをはいてその上からパニエ、トップにマキシ丈のドレスを着ました。

実は、義母さんからドレスを買わせてほしいと頼まれていたのですが、私の中では「買うの?もったいない」という日本人精神が働き、今回は身内に貸してもらうことに。
パキスタンのウェディングでは、ドレスは買うのが普通なんだそうで、「どこで買ったの?」といった質問をされるのが多いんだそう。

今回は、ドレスは夫の親戚に借り、アクセサリーも義母さんから貸してもらったのでコストはかからずに済みましたが、本来であれば1着30万ぐらいするんだそうです。(パキスタンからアメリカへの輸送代なども含めるので、現地で買うより高く値段がつく)
夫の妹は「ニカ」以外にも、別の伝統的なイベントもやったそうで、4着ほど購入し合計で100万ほどドレスにかかったんだそう。

韓国系のネイルサロンへ

式に向けてネイルをしに韓国系のサロンに行きました。
デザインはこんな感じで、お店のInstagramにのっていたデザインがすっごく気に入ったので、そっくりそのままやってもらいました。

シアトルに住んでいた時も何度かネイルサロンに行きましたが、思ったように気に入った経験がなく…今回も実はドキドキだったのですが、大満足です!

 
 
 
 
 
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お店はこちらの「Le bijou Nail Lounge」にお願いしました。
ハンドデザインジェルネイル+フットジェルシンプルネイルで$230+チップでした。

2日前に「メヘンディ―」の準備

ヘナは、熱帯や亜熱帯地域で栽培されるヘナの木の葉から作られる天然の染料。主に肌や髪を染めるために使用されており、特に中東やインドでは、ヘナを使った手や足の伝統的なアート「メヘンディ」が一般的です。ヘナは天然であるため、化学染料と比べて肌に優しく、アレルギー反応を起こしにくいんだそう。
だいたいの人がひじ下とふくらはぎの中間ぐらいまでメヘンディーをやるそうですが、今回私はヘナに初挑戦。しかも、ドレスが長袖マキシ丈だったので、手首と足首までをやってもらいました。上記の写真が表面です。メヘンディーのデザインの中にパートナーになる人の名前を入れるようで、私の夫の名前がちょうど5文字だったので、両指に夫の名前を入れてもらいました。
 

こちらが手のひらのデザインです。ヘナをやった直後はこのように黒っぽくなっています。
やってもらっている間は、もちろん動けません。ヘナ直後も式が終わるまでは、水以外のものに触れてはいけないそうで、シャンプーや食器洗いは
忙しいにも関わらず、夫にお願いしてやってもらいました。(本来水も使ってはいけない種類のヘナもあるようですが、私がお願いした方は水であればOKのものを使用してくださいました)

こちらが2日たったメヘンディーです。ヘナが乾いてくるとポロポロと塗料が剥がれてきます。
完全に剥がれるまで、手が全体的に乾燥したかのような感覚になりますが、徐々にヘナが剥がれてくるので、違和感はだんだんと薄まります。
また、ヘナが消えるまでの時間ですが、式を終えた約2週間後に完全になくなりました。

そして、手と足の持ち込みデザインで$250でした。
今回は、ヘナアーティストにお願いしたわけではなく、義理姉の知り合いにお願いしました。
私の場合はプロがやったわけではないので、計8時間かかりましたが、プロの人にお願いすれば3時間ぐらい(デザインにもよる)で終わるんだそうです。
高くても、プロの方にお願いすればよかったなあと….終わった後に思いました。

スレッディングで身だしなみを調える

スレッディングは、綿の糸を使って眉毛や顔のうぶ毛を取り除く古代の方法。糸をねじって毛を根元から抜き取ります。直接肌に触れずに毛を取るので、肌へのダメージが少なく、敏感肌の人にも適しているんだそうです。主に中東や南アジアで一般的で、アメリカではよくサロンを見かけます!

身だしなみを調える為、フェイスのスレッディングに行きました。

顔全体と眉をお願いして$25+チップといった具合でとっても安いです!
シアトルにいた時代も3週間に1度ほどスレッディングに行っていましたが、どこのお店でもだいたい同じ値段でした。そして、バージニア州でも同じ!

いろいろな物が値上げしている中で、スレッディングに関しては値上げしてなくてよかった~と一安心ww



「ニカ」は夕方の5時から始まりましたが、私達夫婦は6時に起床。会場である、妹さんの自宅に向かいました。DIY結婚式なので、当日プレートのセッティング、デコレーション、マイクの調整などを行いました。

ヘア&メイクをして、いざ式場へ!

そんなこんな準備おしていると、私のヘア&メイクの時間になりました。
事前に、タッチアップをして打ち合わせをしどんなメイクにするかを決めました。

パキスタン式では、フェスティブ風なメイクが人気だそうで。アイシャドウをドレスの色と合わせたりして楽しむんだそう。
無難にブラウン系にしようと思っていたので、今回はドレスに合わせてカラーメイクにしてもらいました。
青、ピンクなどドレスの中に入っている色とマッチ!

人生に1度しかない結婚式、迷ったらやってみよう精神で挑戦しました。

 
 
 
 
 
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ヘアー&メイクアップアーティストのAMY(エイミー)さんにお願いしました!
バージニア州に在住の方はぜひぜひ。

ウェルカムボード&ボーホーアーチの制作

基本的に必要な物の収集と買い出し以外は、前日と当日に行いました。事前準備では、ウェルカムボードとボーホーアーチの制作を私が担当しました。

ウェルカムボード&シーティングチャート

こちらがCANVA で作成したウェルカムボードです。同じサイズのシーティングチャートも作りました。
レンタルしたイーゼルにのせて、パパッとあった造花でスタンドの見えている部分を隠して完成です。

ちなみに、印刷はCANVA で注文しました。
私の場合は、ピックアップを選択し次の日に取りに行きました!
ピックアップの場所は近所のStaplesという印刷サービスも行っていお店です。近くに同じお店が無い場合でも、印刷サービスを行っているお店がある場合は、注文時に配送かピックアップかの選択ができます。

Staplesの場合1-2営業日と書かれていても、注文日は含まれないのでご注意を!
ギリギリの印刷ではなく、余裕をもって注文することをオススメします。
なぜなら、CANVA経由でオーダーしたStaplesからは式前日まで完成の連絡がなく、前日に念の為にCVSのSame-Dayピックアップをオーダーしたものの
機械の故障で明日の4時以降に改善するかも?と電話で伝えられました。

結局、Home Depotで注文し、3度目の正直でポスターをゲットしました。やれやれです。

ボーホーアーチ

私がもう一つ担当したのは、イスの後ろにあるアーチです。基本的に私はパンパスやその他の造花を集めただけで、ほとんど知り合いのブライダルプランナーにお願いしましたwww
デザインと配置だけ伝えたら、こんなにも素敵なアーチに仕上げてくれたんです。

アーチを作るのに参考にしたビデオや購入したものなどは別の記事でまとめます。

 

こんな感じで花嫁の準備は以上です。次の記事では、「ニカ」当日の様子をシェアしていきます。

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