【K-1ビザからAOSへ】DIYスタイルで挙げたイスラム教式の「ニカ」結婚式準備

「ニカ」って？

「ニカ」は、イスラム教における結婚式の中心的な儀式の一つ。この儀式では、花婿と花嫁が合意し、結婚の契約を正式に行います。

主な要点は以下の通りです：

1. 合意と承諾： ニカの儀式では、花婿と花嫁が結婚に同意し、この合意が公に確認されます。花婿が特定の贈り物（メヘル）を提供し、花嫁がそれを受け入れることでこの合意が示されます。
2. 証人の立会い： ニカの儀式には、信頼性のある証人が立ち会うことが一般的です。彼らの役割は、結婚契約の正当性と合法性を確保することです。
3. 宣誓と誓約： ニカの儀式では、イスラム教の宗教的な宣誓と誓約が行われます。これにより、結婚カップルは神への忠誠心を表明し、共同生活を始めることを誓います。
4. 契約文書の署名： ニカの契約は、しばしば結婚契約書（アクダン）に記録され、花婿、花嫁、および証人の署名を含みます。この契約書は後で法的な文書として使用されることもあります。

ニカの儀式は、イスラム教の結婚において非常に重要で、結婚の公式な開始を示します。この儀式を通じて、夫婦は宗教的な枠組みの中で結びつき、共に信仰を共有することを誓います。

「ニカ」の予定を早め、挙式2週間前に準備開始

私達夫婦は、「ニカ」を今年の11月に挙げる予定でした。ただ、家庭の事情で早めることになりました。これが決まったのが、「ニカ」を行う約2週間前のこと…..。
夫から聞かされた私は、動揺でいっぱい。果たして大事な式をこんなに急いでやるべきなのか….？頭の中は真っ白でしたが、やると決まった以上変更はききませんでした。

もちろん、2週間前のため会場もおさえられず、夫の妹さんのお家の庭で行う事になったんです。最終的には、行うことができたので良かったのですが、現在私は2週間の内にやりきって、絶賛バーンアウト中ですwwwそんな、忙しすぎる2週間の間で行った自称「DIYニカ」で準備したものは以下の通りです。

イマームに来てもらう用お願いをする

「イマーム」とは、イスラム教において宗教的な指導や指導的な地位の人。この人達が私達の結婚式に立ちあい、儀式を行ってくれます。今回は、義父が普段行っているモスクにいるイマームに電話をして式に来てもらうようお願いをしました。

E-インビテーション（電子招待状）を送る！

 

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まずは、招待状です。メールでも電話番号でも送信可能なEvite を私達は利用して送りました。私達は、100名分送れるプランをセレクトし$60ほどでした。

今回は、私がCanvaで作成したカスタムインビテーションを選択したので、少し高めになりましたが、Evite内にあるテンプレートを利用すればもう少し値段は抑えられました。
参加の有無もウェブ上で確認出来るので、わざわざリストを作り直す必要もないので時短に繋がります。

公式サイト

Sammy’s Rental　（サミーズ レンタル）

まず最初に絶対に必要になってくるものをSammy’s Rentalから借りました。

公式サイト

CV Linens　（CV リネンズ）

次に、大まかに必要なものは準備したのでデコレーション類を購入しました。

ゲスト用テーブルクロス、イス用のデコレーションなどなどです。こちらも同様に、追加でゲストが増えたため＋$100ほど注文しました。
式が終わった後に気づいたのですが、100名分のテーブルクロスやナプキンのアイロンがけは本当に大変です。
Sammy’s Rentalでもレンタルできたんのですが、CV linensでは「4割ほど安く購入できる～」と思ったのが落とし穴。
結婚式前のアイロンがけも大変ですし、何より式直後の掃除も白目になるほどの量。
少し高くなっても、レンタルすれば前準備も後かたずけもレンタルショップが行ってくるので、みんな時間にお金を払っているんだな…..。と後悔しました。

1回のみの使用を考えている場合は、レンタルをオススメします！

公式サイト

カメラマンを雇う

 

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Taylor | DC + VA Wedding Photographer (@taylauren.photos) • Instagram photos and videos

今回は、Taylor（テイラー）さんにお願いしました！写真が送られてきたら、また別でご紹介したいと思います。

お手伝いさんを呼ぶ

 

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式当日に来てもらう、お手伝いさんを2名呼びました。皿の片付けや配膳、アイロンがけなどありとあらゆる身の回りのこともやってくださいました。帰りには、余ったケータリングの料理をコンテイナーに入れてお土産用に包んでくれてとって助かりました。

公式サイト

「Temu」でデコレーションを大量買い

 

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Temuでは、装飾用のドライフラワー、ランプ、番号ランプなどを大量買いしました。
主にドライフラワーをメインとして購入していき、合計$600ほど。
Temuは安いので物として使えないものもあったりしましたが、その場合はアマゾンで買いそろえました。

他にも、AmazonやMichaelsで必要な物を補いました。
最後の最後まで、必要なものがでてくるでてくる式前日までバタバタ買い出しの買い足しがあってもっと時間があったら…..と思っていた日々です。

Temuで買ってよかったもの、残念だったものなど後ほど記事にしていきます。

ケータリング＆ウェディングケーキ

結婚式に重要になってくるケータリング！ゲストがイスラム教の人がほとんどだった為、今回はハラールフードを提供しているレストランにケータリングのお願いをしました。

ちなみにお店は、Zaffron。値段は、100名用の料理で$3000ほど。プラス送料がかかり$250でした。今回は、知り合いのお店だったので正規の値段より安く済みました。

ウェディングケーキに関しては、知り合いのウェディングプランナーがデコレーションをしてくれるとのこと、シンプルな2階建てのケーキを韓国系のベーカリーショップで注文しました。

お店は、Chateaude chantilly cafe 。

 

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Château de Chantilly (@chateaudechantillycafe) • Instagram photos and videos

式当日に夫家族にピックアップのお願いをし、持ってきてもらったところ、まさかの
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でーーーーーーーん。崩壊です。

心強いウェディングプランナーがいたことによって、ここまで改善しました。

小さいケーキをスーパーで手に入れて、2段目を修復してくれたそう。
かわいいデコレーションまでされていて、ここまで修復可能とは驚き。
リカバリーしてくださったプランナーさんに感謝しかないです。

ゲストリスト＆ウェルカムボードの作成

ゲストボードとウェルカムボードの作成は私の担当でした。
こちらも招待状と同様にCanvaで作成。
プリントもCanvaで注文し、近くにあるStaplesへピックアップしました。
額はAmazonで購入。

日本で前撮りをしたので、その写真達を印刷して式場入口のあたりに飾りました。
CanvasはAmazon
写真プリントはMpixとCVS

どれも仕上がりはよく、日本のコンビニで印刷するよりも全然クオリティーは高いです。
個人的には、Mpixの写真の仕上がりに大満足でした。

総額はいかに？

総額はなんと$10,000以上。びっくりです。DIYウェディングと言うとそこまで費用がかかりそうにないですが、1からものを集めたり、借りたりするためお金がかさみます。
まあ、こんな経験も人生に2回あるかないか…。よき思い出としてしまっておきましょう。

こんな感じで大まかな準備は完了です。2週間でよくここまで詰め込んでできたなあと思います。別の記事で実際のニカのことや、私自身が準備したこと、式当日の苦い経験などをシェアしていこうと思います。