授乳期のママにとって欠かせないアイテムの一つがブレストパンプ（搾乳機）です。しかし、質の高い搾乳機は高額な場合も多く、購入をためらう方もいるかもしれません。実はアメリカでは、搾乳機を無料で手に入れる方法があるのをご存知ですか？この記事では、特に人気のベビーレジストリサービス「Babylist」を活用して、搾乳機を無料で入手する手順を詳しくご紹介します。
搾乳機を無料で手に入れる仕組み
アメリカでは、多くの医療保険（health insurance）が搾乳機の費用をカバーしており、条件を満たせば無料で手に入れることができます。保険適用を受けるには、以下の手順を進める必要があります。
- 医師の処方箋（Prescription）
一部の保険会社では、医師からの処方箋が必要です。妊娠中や出産後の診察時に相談してみましょう。 - 保険会社に問い合わせる（必要な場合）
必ずしも保険会社に確認する必要はありませんが、保険内容によっては無料で提供される搾乳機とそうでないものがあるため、確認しておくことをおすすめします。必要な場合は、保険会社に直接連絡を取り、搾乳機がカバーされるかどうかを確認しましょう。その際、具体的な条件や必要書類についても確認できます。 - 提携プロバイダーを確認
多くの場合、保険会社は提携している搾乳機のプロバイダーをリストで提供します。その中から選択する形になります。
Babylist で注文することを決めた理由
私が通っているOBGYN（婦人科）では、完全に保険適用される搾乳機と、アップグレードして追加料金を支払うタイプの2種類が提供されています。ただ、私はいろいろと情報を調べた結果、クリニック経由ではなく Babylist を利用すると、私が欲しい搾乳機が無料でゲットできることを知り、クリニック経由ではなく、Babylist経由で注文することにしました。
Babylistでの搾乳機入手方法
「Babylist」は、必要なベビー用品を一箇所にまとめて登録できる便利なベビーレジストリサービスです。
ここでは、Babylistを通じて搾乳機を無料で手に入れる流れを解説します。
1. Babylistに登録する
まず、Babylistの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。登録は無料で、メールアドレスさえあれば簡単に始められます。
2. ヘルスストアを確認
Babylistには「Health Store」というカテゴリがあり、ここで保険適用可能な搾乳機のリストが表示されます。以下の手順で進めましょう。
- Babylistの「Health Store」にアクセス
Babylistのウェブサイトにアクセスし、【Health Store】のページを開きます。 - 地域と保険会社を選択
住んでいる地域と保険会社を選択すると、どの搾乳機が保険でカバーされるかが一覧で表示されます。
中にはアップグレードが必要なものもあります。 - 欲しい搾乳機をカートに追加
自分が欲しい搾乳機をカートに入れ、必要な個人情報や保険番号を入力します。 - 保険カードの写真をアップロード
保険カードの表と裏の写真をアップロードします。 - OBGYNの担当医師にサインをもらう
最後に、書類にOBGYNの担当医師にサインをもらい、そのサインをアップロードします。（私はOBGYNの方からファックスも送ってもらいました） - 発送を待つ。（私の場合は書類を受け取ったという連絡から1週間以内で搾乳機が届きました）
Babylistを利用するメリット
Babylistを活用することで、以下のようなメリットが得られます：
- 簡単なプロセス
他のプロバイダーを利用する場合よりも、手続きがシンプルで時間が節約できます。 - 複数ブランドの比較が可能
Babylistでは、複数のブランドやモデルを一度に比較し、自分に最適な搾乳機を選ぶことができます。 - 他のベビー用品と一括管理
搾乳機以外にも、必要なベビー用品を同じリストに追加して管理できるため、全体の準備がスムーズに進みます。 - おまけ付きの特典
Babylistを通じて搾乳機を注文すると、おまけがついてきます。2024年11月現在）私の場合は、母乳フリーザーバッグを300枚も無料でもらうことができました！
Spectra S1 Plus Electric Breast Pumpについて
私が選んだのは Spectra S1 Plus Electric Breast Pump です。このモデルは軽量で持ち運びがしやすく、充電式バッテリーを内蔵しているため、コンセントがない場所でも使えるのが魅力です。また、病院グレードの吸引力を持ちながら、静音性にも優れているため、夜間や外出先でも安心して使用できます。
さらに、マッサージモードとエクスプレッションモードの切り替えが可能で、搾乳が快適で効率的に行える点が気に入りました。これらの特徴から、日々の搾乳をスムーズにするために Spectra S1 Plus を選びました。
アメリカで暮らす先輩ママさんたちにアドバイスを求めたところ、みんな口を揃えて **Spectra** をおすすめしてくれました。多くの先輩ママさんは Spectra S2モデルを使用しているそうですが、S2はコードレスでの使用ができないため、持ち運びや使い勝手を考えて、私はコンセント不要で使える Spectra S1 Plusを選びました。このモデルなら、家の中だけでなく外出先でも便利に活用できる点が大きな魅力です。
自身の乳輪サイズを知ろう
さらに、先輩ママさんたちからのアドバイスによると、多くの搾乳機の乳首が当たるフランジ（口の部分）は一般的に大きめに作られているため、自分の乳輪サイズに合わないと、うまく搾乳できないことがあるそうです。
そのため、搾乳の効率を上げるためにも、自分の乳輪のサイズに合ったフランジを選ぶことが大切だと教えてもらいました。まずは、自身の乳輪サイズを正確に把握するために、メジャーを購入することをおすすめされました。また、出産後に胸が大きくなり、乳輪のサイズも変化する場合が多いため、出産後に改めてサイズを確認してから適切なフランジを注文するのが良いそうです。これにより、快適かつ効率的に搾乳を行えるようになります。
私が購入したメジャーはこちらです。わずか $3で手に入れることができました！コスパが良く、簡単にサイズを測れるのでとても便利です。乳輪サイズを正確に測定するための必須アイテムとしておすすめです。
まとめ
アメリカでは、保険制度をうまく活用することで、高品質な搾乳機を無料で手に入れることが可能です。自分に合った搾乳機を選び、快適な授乳生活をスタートさせるためにも、この記事の手順を参考にしてください。
