【コロラド・ベイル】スキー&スノーボード体験♪アクセス・旅費・リフトパスの完全ガイド

ベイル アメリカ生活
コロラド州ベイル、冬の魅力あふれるスキー&スノーボードの楽園。今シーズン私は初めてスノーボードに挑戦しました。本記事では、ベイルを訪れた私の体験を通じて、スムーズなアクセス方法、リゾートの隠れた魅力、便利な移動手段、コストパフォーマンス抜群のスキーパス、そして賢い旅費の管理方法まで、あなたのベイル旅行を最高のものにするための秘訣を全てお届けします。

コロラド、ベイルへのアクセス

ベイルへのアクセスは、デンバー国際空港から車で約2時間。
冬季には、デンバーからベイルまでを結ぶシャトルサービスも充実しており、快適に目的地に到達することができます。
また、エーグル郡地域空港からは、ベイルまでわずか30分で、より迅速にリゾートを楽しむことが可能です。

コロラド州ベイルへのアクセスは、主に空路と陸路の二つがあります。

最も一般的な方法は、デンバー国際空港(DEN)を利用することです。デンバーからベイルまでは約100マイル(約160キロメートル)の距離にあり、車で約2時間のドライブです。
デンバー国際空港からベイルへは、レンタカー、シャトルサービス、バスなど多様な移動手段があります。
例えば、Colorado Mountain ExpressやBustangは、デンバーからベイルへの移動に便利な選択肢です。

もう一つのオプションは、エーグル郡地域空港(EGE)を利用することです。エーグル郡空港はベイルからわずか30マイル(約48キロメートル)に位置し、特に冬のシーズン中は、ニューヨーク、アトランタ、ロサンゼルスなど主要都市からの直行便が運航されています。空港からベイルまでは、レンタカー、タクシー、または予約制のシャトルサービスを利用して約40分です。

ベイルへのアクセスに関しては、季節によって天候や道路状況が大きく変わるため、特に冬季には天候の更新情報をチェックし、適切な準備をすることが重要です。I-70はベイルへの主要道路であり、冬季には積雪や氷による運転の難易度が上がることがあります。そのため、四輪駆動車のレンタルやチェーンの準備をオススメします。

私達は、空港で車をレンタルして、ベイルに向かいました。
写真のように、空港の外にでるとツララができている車があったり、ガラスの半分が凍っていたり、まさに私の住んでいるバージニア州との気温の差を感じました。



スキーリゾートについて

ベイルは、その広大な敷地と、初心者から上級者までを満足させる多彩な斜面で有名です。3,000エーカーを超えるスキー場は、壮大な山々に囲まれ、絶景を楽しみながらスキーを満喫できます。また、ベイルには世界クラスのスキースクールもあり、スキー技術を磨きたい方には最適な場所です。

ベイルリゾートは広大な敷地に5,289エーカーのスキーエリアを有し、初心者から上級者まで全てのレベルのスキーヤー・スノーボーダーに適しています。
ここには195のトレイルがあり、そのうちの18%が初級、29%が中級、そして53%が上級者向けとなっており、バラエティ豊かな斜面が各レベルのニーズに応えています。
また、ベイルには7つのバックボウルズがあり、広大なオフピステエリアでパウダースノーを楽しむことができます。

リゾート内では、31のリフトがあり、これによって1時間あたり58,000人のスキーヤーを斜面へと運ぶことができます。

フロントサイド(The Front Side)

引用元L:VAIL

フロントサイドは、ベイルリゾートの表側に位置し、多くの初級者から中級者向けの斜面が集まっています。このエリアには、広々としたグルームドトレイル、優しくなだらかな斜面があり、ファミリーや初心者スキーヤーに最適です。また、フロントサイドには多数のリフトがあり、リゾート内の他のエリアへのアクセスも簡単です。初心者から中級者まで、幅広いスキルレベルのスキーヤーが楽しめるトレイルが豊富にあります。

バックボウル(The Back Bowls)

引用元L:VAIL

バックボウルは、ベイルリゾートの後ろ側に広がる、壮大なオープンエリアです。ここには7つの大きなボウルがあり、広大なオフピステエリアを含む上級者向けの斜面が多くを占めます。パウダースノーを求める上級スキーヤーやスノーボーダーにとって、このエリアはまさに天国のような場所!バックボウルの雄大な景色と挑戦的な斜面は、ベイルリゾートを訪れる多くの人々にとって、忘れられない体験になるでしょう。

ブルースカイベイスン(Blue Sky Basin)

引用元L:VAIL

ブルースカイベイスンは、自然の美しさが残る、より冒険的なスキーヤーとスノーボーダー向けのエリアです。このエリアは、自然の地形を活かしたトレイルと、密林の中を抜ける斜面が特徴で、中級者から上級者までが楽しめます。ブルースカイベイスンでは、自然と一体になったスキー体験を求める人々に、静寂と冒険の両方を提供します。その隔絶された位置と美しい景観は、ベイルでのスキーを一層特別なものにします。

ベイルリゾートはただのスキー場にとどまらず、一年中楽しめるリゾートとしても知られています。冬のシーズンオフには、ハイキング、マウンテンバイキング、ゴルフ、釣りといったアクティビティが楽しめます。特に、ゴア・クリークを中心としたフライフィッシングは世界クラスの釣り体験として知られています。

リゾート内には、高級ホテル、コンドミニアム、レストラン、ショップが充実しており、ベイルビレッジ、ライオンズヘッドビレッジ、ゴールドピークなど、複数のエリアに分かれています。
これらのエリアは、それぞれ異なる魅力を持ち、滞在中のニーズに合わせた選択が可能です。また、ベイルリゾートでは、文化的なイベントも豊富に開催されており、音楽フェスティバルやアートショー、冬季には有名なベイルスノーデイズなど、楽しみがたくさんあります。

VAIL公式サイト




無料のシャトルバスについて

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引用元:Town Of Vail

シャトルバスはベイルビレッジ、ライオンズヘッドビレッジ、ゴールドピークなど、リゾートの主要エリア間を結び、周辺の宿泊施設や主要なポイント間を結んでおり、訪問者はリゾートの様々な施設へのアクセスが便利です。

無料のシャトルバスの運行状況も、Googleマップを使えばでてきます!
もし迷ったら使ってみてください。

ちなみに、私が宿泊したAirbnbがあった場所は、West Vail Southエリアだったので、スノーボードの行きと帰りは、WEST VAIL GREENかWEST VAIL REDのどちらかを使っていました。
ただ、同じ路線でも大回りをする場合もあるので、時間に余裕がない場合はしっかり前もって調べておくことをオススメします。
実際に私がのったGreenのバスは、最終的に目的地のリゾートには到着しましたが、大回りをしてバス停に止まる頻度も多かったです。

バススケジュール(~2024年4月中旬ごろまで)

5つのビレッジ

ベイルリゾートは、魅力と特色を持つ5つのビレッジで構成されています。

ベイルビレッジ

ベイルビレッジは、ベイルリゾートの心臓部とも言える場所で、アルペンスタイルの建築と高級感あふれる雰囲気が魅力です。スキーヤーとスノーボーダーが集うこのエリアには、世界クラスのショッピング、ダイニング、ナイトライフが揃っています。また、ゴンドラへのアクセスが便利でリフトまでの距離が短いため、スキーを満喫したい方に最適な地区です。

ライオンズヘッドビレッジ

ライオンズヘッドビレッジは、家族連れや初心者スキーヤーに人気のエリアです。比較的新しく、モダンな設備が整っており、エーグルバーン・ゴンドラが直接アクセス可能なスキースクールがあります。このビレッジには、リラックスできるカフェやレストランが多く、アフタースキーの楽しみも充実しています。

ゴールドピーク

ゴールドピークは、競技用スキーヤーやスノーボーダーに好まれるエリアで、レーストレーニングやフリースタイルの施設が充実しています。また、家族向けのアクティビティも豊富で、リフトへのアクセスが良好です。落ち着いた雰囲気で、リラックスしてスキーを楽しみたい方に適しています

イーストビレッジ

イーストビレッジは、ゴルフコースを中心に展開するリゾートエリアで、夏季はゴルファーで賑わいます。冬季には、クロスカントリースキーやスノーシューイングなど、静かな雪のアクティビティを楽しむことができます。自然に囲まれたこのエリアは、ゆったりとした時間を過ごしたい方に最適です。

ウェストビレッジ

ウェストビレッジは、ベイルリゾートの中でもより静かで落ち着いたエリアです。スキー後のリラクゼーションにぴったりのスパ施設や、美しい景色を望むレストランがあります。自然が好きな方や落ち着いた雰囲気を求める人々に人気で、リゾート生活を満喫できる地区です。

私はこのウェストビレッジにあるAirbnb滞在しました、シャトルを使って(大回りしないバスを使った場合)リゾートまで約25分ほどでとても便利な場所でした。



ベイルでかかった総額

項目 費用
スノーボード用品 $1200
フライトチケット $375
Airbnb (1人) $600
エピックパス(リフト券) $600
現地での食費 $500
レンタカー+ガソリン $486
合計 $3761

計算をしていてこころが砕けそうになりました。上記がベイルでかかった1人当たりの総額です。
私は、旦那さんと一緒に行ったので$7,522(日本円に換算すると100万円越え)….。
人生で2回目ぐらいのとっても贅沢な旅行になりました。

形から入る旦那さんの影響で、スノーボードアイテムはほぼ全て揃えましたが、実際ベイルでの1日のレンタル料が安くて$75~$85.60ほど。
私は1週間いたので、レンタルをしていたら$800ほどになっていたでしょう。

お得なリフト券「エピックパス」をゲットしよう!

エピックパス(Epic Pass)は、世界中の数十箇所に及ぶスキー場で使用することができます。
このパスは、スキー愛好家にとって非常に魅力的な選択肢となっており、一度の購入でシーズン中無制限にリフトに乗ることが可能になります。

エピックパスの特徴

  • 広範囲なアクセス: 北米をはじめ、オーストラリア、日本、ヨーロッパの一部地域にあるスキーリゾートへのアクセスが可能です。ヴェイル、ブレッケンリッジ、パークシティ、ホイッスラーブラッコム、そしてフランスのレ・トロワヴァレ、オーストリアのアルルベルク地方など、世界のトップリゾートが含まれます。
  • 種類豊富なパスオプション: エピックパスには、フルシーズン無制限アクセスを提供するフルパスのほか、特定の日数やリゾートのみアクセス可能なローカルパス、ミッドウィークパスなど、さまざまなオプションがあります。これにより、スキーヤーは自分のスキー頻度や好みに合わせたパスを選択できます。
  • 早期購入割引: シーズン前にエピックパスを購入すると、割引価格で購入できます。(私はこの早期割のキャンペーンが行われている時に購入しました)
  • 追加特典: エピックパスの所有者は、リゾート内での食事、宿泊、レンタル、レッスンなどに使用できる割引や特典を受けることができます

エピックパスの利点

エピックパスは、1シーズン中に複数のスキーリゾートを訪れる予定のあるスキー愛好家にとって、非常に経済的な選択です。複数のリゾートでリフトチケットを個別に購入するよりも、エピックパスを利用する方がコストを大幅に削減できます。また、世界中のトップクラスのリゾートへのアクセスが可能なため、様々なスキー体験を一つのパスで楽しむことができます。

以下がベイルが提供しているリフト券の詳細です。
2月28日2024年から7日間のリフトを購入しようとすると、なんと$1813!!!(約27万円:2024年2月の為替で計算)

購入方法&価格について

エピックパスは、ヴェイルリゾーツの公式ウェブサイトや、一部のスキーショップで購入することができます。購入前には、どのリゾートがパスに含まれているか、パスの種類に応じた制限は何か、などをよく確認することが重要です。

エピックパスの価格は年ごとに変動しており、早期購入割引での価格も異なります。エピックパスのフルシーズンパスの価格は通常、大人用で数百ドルから1000ドル以上になることがあります。早期割引期間中に購入すると、通常価格よりもかなり低い価格で購入できる場合があります。
私の場合は、2023年に早期割で購入し、$600でした!!

アプリをダウンロード♪

エピックパスのアプリは、エピックパス所有者のための便利なモバイルアプリケーションです。
このアプリは、リフトアクセスの管理、リゾート内の現在の天候やリフトの待ち時間、斜面の状態などのリアルタイム情報を手軽に確認できます
さらに、エピックパスを利用してアクセス可能な各リゾートの地図や、イベント、アクティビティの情報も提供しています。
利用者はアプリを通じて自分のスキー&スノーボードの統計を追跡することができ、滑走距離やリフト乗車回数などのデータを確認できます。

アプリのダウンロードはこちら

Slopes: スキー&スノーボード追跡アプリ

Slopesアプリは、スキーやスノーボード好きさん向けのトラッキングアプリで、滑走距離、最高速度、獲得した総標高などのパフォーマンスデータを記録し、分析することができます。
GPSを利用してリアルタイムでの追跡を行い、一日のアクティビティを詳細に記録します。

Slopesは、滑走したルートをマップ上に表示し、その日の滑走データを視覚的に確認することが可能です。また、友達と成績を共有したり、シーズンを通じての進捗を追跡する機能も提供しています。使いやすく直感的なインターフェイスで、スキー体験をより充実させたいユーザーに最適なアプリです。

私は、周りの人がやっているのに気が付いて4日目から始めました。
一緒に行った仲間同士で位置情報の交換や、実際に滑走した距離、最高スピード、滑走時間などなど細かく教えてくれます。
また、情報を交換している人同士では、仲間の1日のアクティビティをチェックすることができます。
ランキング形式になっているので、やる気が増してさらに滞在中スキー&スノーボードを楽しくしてくれました。

Slopesについてはこちら

まとめ

  • アクセス方法: デンバー国際空港から車で約2時間、またはエーグル郡地域空港から30分でアクセス可能。シャトルサービスやレンタカーも便利。
  • スキーリゾートの魅力: 5,289エーカーに及ぶスキーエリア、195のトレイル、31のリフトがあり、すべてのレベルのスキーヤー・スノーボーダーに対応。
  • 斜面の多様性: フロントサイド、バックボウル、ブルースカイベイスンなど、初心者から上級者まで楽しめる多様な斜面が特徴。
  • 移動手段: 無料のシャトルバスがあり、リゾート内の移動を便利にします。事前にバススケジュールをチェックしましょう。
  • エピックパス: シーズン中無制限にリフトに乗れるお得なスキーパス。早期購入で割引価格を利用可能。
  • 宿泊: Airbnbなどの宿泊オプションを利用し、19人で割り勘することでコストを抑えることができます。
  • アプリの活用: エピックパス公式アプリやSlopesアプリを活用して、リフト待ち時間のチェックや滑走データの追跡を。

 

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